一般にエグゾーストキャノンといわれています。コンプレッサーで6気圧に高めた空気を送り込み赤レーザー光線より少し早く噴射します。実物はホームセンターで売られている自転車の空気入れを改造したものです。気圧を10気圧に高めて実験し安全性は確認しました。
原理はネットなどで調べてください。 空気を瞬時に噴射して銃に反動を与えるのが目的です。
右の本を参考にしました。かなり専門的知識、工具、そしてリスクの必要な書物です。
お客さんに扱ってもらうので威力は小さく、安全性を重視しました。
空気砲の作動
1.実際の空気砲の威力です。直接、手をかざしても痛くはありません。
2.水の中で噴射しました。
3.空気量はどの程度か大まかに調べました。500cc程度でしょう。
4.空気砲の反動はどの程度か
各種銃の反動をジュール(J)で表しました。ネットからの転用です。
ナカヤ製コルク銃・・・0.4J
エアソフトガン(BB弾使用)・・・0.9J(1J以下と定られています)
空気銃(所持許可が必要)・・・17J
競技用火縄銃・・・750J
空気砲付き射的火縄銃の反動実験(動画)
空気砲とコルク銃を1mの紐に吊るして発砲し比較します。
手で引き金を引かず、電気スイッチで発砲します。
比較のコルク銃も引き金はモーターの回転で引きます。
空気砲付き射的火縄銃の重量は2.7Kg、コルク銃は1.7Kgです。
空気砲は空気を噴射しているだけなので銃の動きから推測するしかないですが
コルク銃の10倍~30倍程度の反動があると思われます。ただ急激な反動ではなく
まったりした感じです。少し弓に近い反動です。
火縄銃の反動はもっと大きい
長篠城のぼり祭りの映像です。空砲でもかなりの反動があります。
スローモーション(ハイスピード撮影)で見るとタイムラグを確認できます。